照浄院は笠 眞佐秀が住職を務める所沢市の布教所です。
お寺は亡くなった方を弔うためだけの場所ではありません。
当院はお寺の本来の存在意義を模索し続けております。
日々の活動としては寺院としてのお勤めはもちろんのこと、そのほかには
人間が生きていくということは苦の連続です。
生きている以上、老病死をはじめとする苦から逃れることはできません。
それに伴って様々な悩みも生まれることでしょう。
今、起こっている問題をどう解決するかを共に考え、
最善と思われる方法で問題解決にあたることもお寺の役割だと思います。
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諸行無常という言葉の通り、人間もこの世に生を受けた以上、
「死を迎える」ということは避けらないことです。
とはいえ、大切な方を亡くされた方々は心落ちされているかと存じ上げます。
人が死を迎えるにあたって最期に考えることは
「この世に生まれてきてご縁を持った人に自分のことを忘れて欲しくない」
ということではないかと思います。
残されたご家族の方は、「故人様を想い出す」事こそが大切です。
照浄院として、どんな形でもお手伝いをさせていただければ幸甚でございます。
住職 笠 眞佐秀
門徒総代 黒田 真之